消えゆく定め 君と僕
二人のまえに 届いた手紙
宛名のない 封筒に
木の実ふたつと 紙ひとつ
赤い実は 過去を宿し
緑の実は 未来を宿す
木の実ひとつ 飲むだけで
永遠のいのちを 得るという
あきらめかけた君との未来
来世に誓った 君への愛
ああ、これは天使の優しさか
それとも悪魔のイタズラなのか
トワのいのちと愛の狭間で
揺れ動く感情と君と僕
ああ、過去が僕で未来が君
僕が未来で君は過去で
どちらの目を宿しても
変わらぬ愛とふたりは誓う
赤い実 飲んだ僕の目に
微かに映る君の過去
緑の実 飲んだ君の目に
微かに映る僕の未来
永遠のいのちを目の前に
喜びあふれ涙する
涙目のその奥底に
微かに映る過去と未来
君と誓ったふたりの永遠
曇りのないまっすぐな永遠
ああ、これは天使の優しさか
それとも悪魔のイタズラなのか
過去と未来と愛の狭間で
揺れ動く感情と僕と君
ああ、過去が僕で未来が君
僕が未来で君は過去で
どちらの目を宿しても
変わらぬ愛と2人は誓う
そっと目を閉じた僕と君
永遠の愛を心で誓うよ