痛みの深さはそれぞれで
記憶の重さも違いすぎて
涙の色も数さえもあまりに多くて
増えていくたび悲しく透き通る
思いつくだけの 慰めのフレーズ
届かない時もあるんだと
えぐられた心(たましい)眼の前に
さらされて差し出され初めて知らされた
残されたいくつもの思いを
つなぎ合わせる糸があるなら
凪いで… 凪いで…
この碧く輝く地球を
包んで… 包んで…
幾重にも愛で織りなす 歌声で
あの日あの時をどうすれば
今とシンクロ出来るのだろう
アナログの針なら戻せるけれど
デジタルの文字はただ進むだけ
繰り返される振り返りの日々
重ねるコトバの重みさえも
少しづつ薄皮を 剥いでいく様に
軽くなっていくみたいで 怖い
未来の姿を映し出す
万華鏡その手にあれば
泣いて… 泣いて…
その思い洗い流して いけるのなら
ほどいて… ほどけて…
絡まる過去を宇宙(そら)へと返したい
残されたいくつもの思いを
つなぎ合わせる糸があるなら
凪いで…凪いで…
この碧く輝く地球(ほし)を
包んで…包んで…
幾重にも愛で織りなす歌声で