揺れ動く - Laqshe (ラクシェ)

词:Laqshe

曲:Shin Sheena

夜明けを待つ頃

深く眠る月と

始発の合図が遠のいて

朝を溶かす霧

冷えた言葉だけが

静かに聞こえている

ずっと

見惚れたあの目映さだけでは

一度触れたその意味さえ

分かれて消えた

ひとり泣いても

揺れても

叶わないなら

諦めて願う切なさよりは

繰り返し繋がる

沈めた憂いの日々を

抱き寄せて

そっとそっと

その色で溢れるまで

終わりを待つ頃

白い灰に灯す

明け方の空気

色もなく

微かに聞こえる

窓辺の水滴が伝う

音の行方も知らずに

惹かれた後ろ姿の君は

二度と触れぬ指先から

僅かに咲いて

ひとり泣いても

揺れても

叶わないなら

諦めて願う切なさよりは

繰り返し繋がる

沈めた憂いの日々を

抱き寄せて

そっとそっと

その色で染まれ

二人泣いても

揺らいで

叶わないなら

別れても想う愛しさよりは

いつまでもかよたう

焦がれた理想の日々は

閉じ込めて

ずっとずっと

その色で溢れるから