飢えた大地に立ち上がった
見上げる空に誓ったその時
人々の声が胸に響く
「四郎、共に戦おう」
優しさが胸に染みるから
苦しみの中、歩みを止められぬ
信じるものがすべてだった
それが彼の、命の証
天草四郎、その名を胸に
痛みを知って立ち向かう
人々の涙を背負って
君はただ、希望の光となる
戦の中で見たものは
疲れ果てた者たちの涙
彼の心は痛みで満ちて
だけど、止まることはなかった
その優しさが重くなる
誰もが背負えぬ運命の中で
「お前らのために生きる」と誓った
それが彼の、唯一の理由
天草四郎、その名を胸に
痛みを知って立ち向かう
人々の涙を背負って
君はただ、希望の光となる
幕府の盾、正義の名の下に
戦いの真実は誰にも分からぬ
けれど、君の胸に響くのは
人々の叫び声、それだけだ
天草四郎、その名を胸に
痛みを知って立ち向かう
人々の涙を背負って
君はただ、希望の光となる
時代に消されしその名が
永遠に胸に生き続ける
天草四郎、その名を胸に
希望の光となりて。