冷たい風が吹き抜ける街 すれ違う声、交わらない視線 それでも隙間に滲む光 今も胸を掴んで離れない 触れたら壊れてしまいそうで けれど離せない想いがある 君を包むこの手の中に 未来を描けるだろうか 手のひらの温度が語る 言葉にできない感情たち この手を信じて進もう 一緒に見たい景色がある 散り始めた木枯らしの音 足元に溜まる葉の記憶 季節が巡るその度に 君の影を探している 心に刻んだ小さな傷も 君となら愛せる気がした 忘れたくないその笑顔に そっと触れる夢を見たんだ 隠してた弱ささえも今 君の隣で見せられるよ 震えるこの手を握り返し 答えを教えてほしい 手のひらに零れる願い 君と作る未来の形 君がいれば、それだけでいい どんな空も超えてゆけるから 小さな手の中に 確かな希望を抱えて 夜が明ける前に 君と誓おう、何度でも 手のひらで交わした言葉 君と僕を繋ぐ約束 揺れる影が描く未来 それでも共に歩きたい 君といれば、それだけでいい どんな闇も越えてゆけるから この手を離さず進もう 君がくれた勇気を胸に