蕾-文本歌词

蕾-文本歌词

夢見るウエタ
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人混みの中 君の背中だけを追いかける 手を伸ばせば届きそうなのに 心が動けなくて 遠くなる君がただ眩しかった 同じ音楽を共有したイヤホン 少しだけ触れた指先が熱くて 話したいことがありすぎて 結局何も言えなかったあの夜 君の笑顔が近すぎて 壊れてしまいそうな自分が怖かった 駅の改札で振り返る君 小さな声で「また明日」と それだけで救われた心に 咲かない蕾が芽吹いていた 咲かなくてもいい このままでいい ただ君の隣にいさせて 触れたいのに触れられない距離で 胸に押し込めたこの気持ち 君を想うほど痛くなるけど それでも君が私の全部 雨の日に傘を差し出した君 傘からこぼれた雨粒が肩を濡らす その優しさがどれだけ苦しいか きっと君は知らないままでいい 濡れたシャツの匂いすら 忘れたくなくて泣いた夜があった 君が好きな青いシャツ 偶然を装って私も着てみた 気付かれない小さな努力が 報われる日なんて来なくていい 咲かない花でいい 蕾でいさせて 君を遠くから見ていられるなら 言葉にすれば全て消えてしまう そんな儚さが愛しさに変わる 君を想うたび苦しくなるけど それでも君が私の未来 君のいないホームに立つと 静かすぎる風が胸に触れる 「さよなら」と言えたのなら こんなに痛むことはなかったのに 咲けない花のまま枯れていくけれど 君を想えた日々だけが私の光