夜に浮かぶ 月明かりのカーテン
隙間から零れた 君の面影
優しさだけじゃ救えなくて
言葉はいつも途切れたまま
透明な夜 星に溶けて
届かない この想いだけ
いつか夜明けが来るなら
少しだけ笑ってみせて
窓辺に映る ふたりのシルエット
触れられそうで 触れられない
一歩踏み出せないまま
ため息が星に変わる
透明な夜 星に溶けて
届かない この想いだけ
いつか夜明けが来るなら
少しだけ笑ってみせて
君の声が聞きたくて
夜風に名前を乗せた
叶わないと知りながら
それでも想い続ける
透明な夜 涙の海で
浮かぶ星に願いを込めて
いつか君が振り向くなら
その瞬間を待ってるから
夜風に溶けたメロディー
君の心に届くように
小さな星が光るたび
私の恋は消えてゆく