澄み渡る空に気付く暇も無く潰しあう下等な生き物に

切れ間無い青は終わりの前触れさえきっと見せないだろう

怯えもせず 決まりを破る遺伝子達は行き場を失くして

無惨な歴史を繰り返すから

この腕はいつかその時 君を守ることが出来るのだろうか

ノイズの中 狂い始めた機械仕掛けの街に埋もれた

君の呼ぶ声は僕だけに聞き取れるから

その手は見える様に揚げたままで

壊れていくこの世界で 迷わず待っていて

あの日決めた 約束のあの丘で

降り注ぐ灰の雨に打たれて抱き合って

そう 濡れたまま寄り添いながら眠ろう

祝福の黒い鉛の天使に囲まれて くちづけ交わそう・・・

壊れていくこの世界で 迷わず待っていて

二人決めた 約束のあの場所で

灼熱のアスファルトに 倒れて抱き合って

そう 焼けたまま寄り添いながら眠ろう