近づいてきたユラユラ飛行機

謎めいた指の先で生まれてきた

浮ついていたヨレヨレシャツで

夏に奪われる

同じわたあめの下で突然君は白くなった

つまらない惑星を選んでわざとらしく肌を抓ったんだ

綱引きはかるく終わって手繰り寄せた先にはなくて

古い飛行船で目指した君は何色にも染まって

近づいてきたユラユラ飛行機

夏に奪われる

このにわか雨が終わって突然君は白くなった

つまらない惑星を選んで気づいてくれるように抓ったんだ

駆け引きはかるく終わって手繰り寄せた先にはなくて

僕の光線で壊した君は何色にも染まって

稲光が走る夕暮れ影が映ってる

ひまわりの弛んでいた素直さをもっと

川沿いで見上げた僕に手を振っていた?

回る回る円盤の音

Uh〜