キラキラ舞う白い雪
テンション高めで駆け出して
「雪だるま作ろう!」なんて
無邪気な笑顔が眩しい
手袋越しに触れる冷たさ
ゆきうさぎも作ってみたけど
「耳がちょっと曲がったね」
笑い声が響いていく
寒さも忘れて遊んだ後に
冷えた頬が気になって
「これ、巻いて」って
渡したマフラー、雪まみれ
ちょっとだけ落ち込んだ僕に
君がそっと手を握る
「ほら、これで暖かいだろ」
指先が触れた瞬間に
心までぽっと暖まる
雪の冷たささえ愛しくて
君といれば冬が輝く
広がる真っ白な世界の中
二人の足跡が続いてく
冷たい風も気にならない
この瞬間が幸せだから
「また雪が降ったらさ」
「もっと大きな雪だるま作ろう」
そう言う君の笑顔があれば
寒い冬も怖くない
雪遊びで冷えた指先
でも、君と繋げば大丈夫
二人のぬくもりが広がるから
世界がほっと温かくなる
真っ白な雪景色の中
君と笑い合うこの時間が
どんなマフラーよりも暖かい
心にそっと寄り添ってくれる