足音 人に紛れて
イヤホン片方 外れたまま
夢の世界なら 少しお休み
知らない 歌が聞こえる
目も覚めない路上のカバーソング
随分前にすごく
ヒットした曲だとか
高層ビルと高架下
グラスと落書き その間
夕陽がゆっくり照らして
僕らの今と出会った
ここで紡いだ関わりが 混ざり合えば
面倒だけど暖かい 現実みたいだ
肩を叩いた手のひらと 歩んだ道は
確かなもの 消える訳じゃない
辿る場所から Homies
震えた スマホがうるさい
連投しがち いつものグループ
とりとめのない話
何となく 返してみる
全部はうまくいかないね
弱音と強がり 繰り返し
それぞれ信じる何かを
探しながらも 笑った
あの日の丘の上 特等席からは
そんな街が良く見えた
秘密の基地はいつの間に フェンス越しで
進み続ける僕らを 見送るみたいだ
肩を叩いた手のひらと 歩んだ道は
確かなもの 消える訳じゃない
辿る場所から Homies