インヌコナサカス - 奥井亜紀 (おくい あき)
词:奥井亜紀
曲:奥井亜紀
逆立ちしたら
逆さの国に行けると思っていた
逆さの国は
哀しいことがないような気がした
だけど一番心貧しい人が
王様になり
逆さの国は
欲望の海に沈んでしまった
その国の物語は
未来からきた伝言
こちらに来てはいけないと
くりかえし歌う
逆立ちしたら
逆さの国に行けると思っていた
逆さの国に
自分の居場所あるような気がした
そこにいけばほんとうの
人の心わかるはず
好きの逆さは嫌いでも
愛は愛のまま
足りないところ汚れたところ
すべてを愛しあえるとき
逆さにしても
同じ顔して世界は回る
逆立ちしたら
逆さの国に行けると思っていた
逆さの国じゃさびしい子は
いないような気がした
その国の物語は
幼い日の夢のなか
行ったことはないけれど
なぜかなつかしい
逆立ちしたら
逆さの国に行けると思っていた
だけど逆立ちうまくできない
大人になった