途切れた雲の隙間に

流れる ひとつの星

消せない 光

紡いでいくよ

立ち止まっていた時間（とき）が

瞼に重くのしかかる中で

見えたあの光に 思い馳せる

羊を数えるように

飲み込んだ涙　足元の羅針盤

沈黙から空へ　ほら心が揺れた

「行っておいで」と風が舞う

進め 進め　また僕が始まる

続けと願った夢

途切れた雲の隙間に

流れる ひとつの星

消せない 光

紡いでいくよ

揺るぎない世界の歌

変わり果てて 隔てられていく

真っ黒い音符の群れ 窓の向こう側で

不協和音の往来

押し込んだ言葉　本当の鍵穴

混沌から先へ　闇振り解いて

「行ってくるね」と胸が鳴る

進め 進め　また僕が始まる

続けと願った夢

途切れた雲の隙間に

流れる ひとつの星

消せない 光

紡いでいくよ

「行っておいで」と風が舞う

もう迷わないよ

真っ直ぐ応えたい

瞼の裏の銀河に

見たのは 僕の未来

開いた 扉

進め 進め　また僕が始まる

続けと願った夢

途切れた雲の隙間に

流れる ひとつの星

消せない 光

想いの かけら

紡いでいくよ