\tまだ気づいてない 気づいちゃいけない

ぜんぶフカクテイ キミとボクのこの距離も

まっさらなノートの端に

無意識に書いた言葉

扉の向こう指差した

キミとボクの視線が交わって

見慣れた教室じゃない

息が止まる 緊張も頂上

ゆらいだキミの 瞳がもう

はじけてほどけた ソーダみたい

まだ気づいてない 気づかれたくない

矛盾するキモチ 折り合いつかないね

見えない想い 途切れないように

上書いた 笑い声

いつも予想外 解は不透明 

友達だったらなれる? 小さな声

変わるだけが 全てじゃないよね

そっと飲み込む声 明日もまたキミとね

夕暮れのグラウンドに

音色がひとつ走ってた

タンタンとリズム刻んでいく

キミはボクの視線奪っていく

声が紅く染まるのも

みんな夕焼けの せいにして

“ボクら\"の明日(あす)に なりますように

イタズラみたいに はにかんでみた

受け止めきれない わずか数センチ

曖昧な距離に ボクは何を見てる?

分かんないよ、分かりたくないよ。

はきだした 胸の声

まだはしゃいでいたい 意地悪なボクは

自分らしくない 上手い嘘をついた

未完成で 不器用なココロで 

このままもアリかな? 今はまだこの距離で

まだ気づいてない 気づいちゃいけない

全部フカクテイ キミとのこの距離に

見えない想い 変わらないように

上書いた 笑い声

いつも予想外 解は不透明 

けれどそれもいい さりげない笑顔で

変わるだけが 全てじゃないよと

そっと飲み込む声 明日もまたキミとね