伝えたい言葉を探し
時間だけが過ぎてゆく
報われないまま終わるとしても
苦しむのはなぜ?
静寂の中 響く音は
ノイズと憂いを帯びている
終わりのない夢の底を
痛みと共に歩いてる
祈りはどこにも届かずに
輝きを放ち消えてゆく
それでもいつかこの願い
届くと信じていたいんだ
空虚の空に花を描く
憂鬱に光る花を
物語に終止符を打つことができるのは分かっている
その代償が猛毒となり苦しむことも知っている
幸福に手を伸ばすほど脆く儚く崩れてゆく
終わりへと向かいゆく物語に何を語ろう?
何度も黒く塗り潰してもこの光が消えないんだ
深淵の中 独りきり
誰も知らない詩を紡ぐ
永久に彷徨い続けるでしょう
それでもまだ見ぬ明日へと