今から「賭ける」

僕が想う世界は全部

「君」のための 嘘を孕んで

半か丁か 単純な

心合わせに 酔いしれる

誰もが見失う

穢さも「綺麗」に化けた

僕以外 この世界 誰も愛の歌 疑わない

冬夜の魔物が僕の瞼で

遊んでいる 夢を見せる 間違った夢を

誰かを愛すことそれは汚れた

この世界を信じるフリ 水星に願う

哲学を捨てた大衆が哲学を語る

機械仕掛け僕ら

デカルトも笑うくらいに

「気付いた？嘘だよ。

気付いていても 本当は

訝ること仕組んだだけ」

そうやって僕らを試している

冬夜の魔物が僕の瞼で

遊んでいる 夢を見せる 間違った夢を

誰かを愛すことそれは汚れた

この世界を信じるフリ 水星に願う

綺麗事の応酬に疲れて

僕らは思考力を奪われていく

賭け事みたいな生き方になっても

幸せになるために

嘘と死亡

計算と愛情

罪と罰

過去と未来

作為的社会での

いつもの毎日を

悪とはいつでも

正義から生まれてるの

僕以外 この世界 誰も愛の歌 疑わない

木枯らしに聞いても 街は嘘吹く

「いつか終わる 筈はない」と 目隠しをして。

紛れもなく僕ら 幸せな筈

懐疑を吐き 普遍を飲み そして笑うの