とけるほど暑い 日々にくたびれてる

雲一つ無い空 物思い うわのそら

静かな世界で 冷えた身体を癒す

ぬるい日差しの中で 煙草をふかす

夜通し浴びる酒より 朝一の水浴びより

君の隣で感じる そよ風が心地良いの

焦げるような夏の匂いが まるで残り火のようで

気怠い記憶 巡り続ける 胸を焼き尽くすまで

昔のことだと 屁理屈で誤魔化す

無理やり嘘を吐く バグった本音を隠す

沈んだ心で 寂しさを紛らわす

淡いミントの味を まだ覚えてる

夕暮れが照らす海も 朝焼けを裂いた空も

君が隣に居ないと くすんで見えてしまうね

すれ違うようでお互い 同じ季節を過ごした

遅くても構わないから もう一度始めよう

焦げるような夏の匂いが まるで残り火のようで

気怠い明日を追いかける 僕を焼き尽くすまで