[00:23.12]小さな花宿す枕木
[00:26.01]平行に並ぶ錆びた線路
[00:28.47]素足で歩いてく草原
[00:30.51]ふと見上げれば月の無い星空
[00:32.96]流星降り注ぐパノラマ
[00:35.37]何万光年の瞬き
[00:37.76]紺碧の清空彩るスパンコールのギリシア神話達
[00:42.56]滲んだ爪先 空を見上げる
[00:49.74]君の手を
[00:51.74]引きながら歩いてく汚れたままの掌で
[01:00.52]忘れないよ 君が愛した景色の本当の色
[01:10.41]だけど今は星屑さえも眩しすぎて
[01:19.24]涙を噛み締め震える恋人よ
[01:28.31]繋いだその手は 悲しいほど暖かく
[02:00.29]忘れないで
[02:02.18]君が夢見た未来の美しさを
[02:08.65]流星の群れ 消えた星達
[02:14.58]君の笑顔
[02:18.89]君の空 塞いだ僕を責めてくれよ
[02:30.81]見上げた空に 今何を思う
[02:36.92]涙を噛み締め震える恋人よ
[02:45.65]繋いだその手は か細く 力無く
[02:54.39]流れるあなたの涙が星になり
[03:04.18]この空 埋めつくして 今
[03:10.15]流星に変われ
[03:30.40]清空 彩る星々
[03:33.07]夜霧に濡れた線路の
[03:35.40]朽ち果てた枕木に儚く命宿す白い四弁の花
[03:40.01]繋いだ手が離れぬように
[03:42.52]繋いだ指離さぬように
[03:48.78]頭上に降り注ぐ流星
[03:51.58]まるで五月雨か小夜時雨
[03:53.97]潔癖の大地を裸足で歩く
[03:56.50]この線路だけを手掛かりに
[03:58.66]繋ぐ君の手は暖かく
[04:00.96]汚れたままの掌で
[04:07.70]流星降りしきるパノラマ
[04:10.39]歩いてく滲んだつま先で
[04:17.15]繋いだ手を離さぬように
[04:19.66]繋いだ心千切れぬように