[00:00.00]絢瀬絵里 十七歳
[00:03.00]アピールポイントは ロシア生まれのおばあちゃん 譲りの
[00:08.00]このグッドスタイルと 明るい性格
[00:10.00]それに けっこ何でもできちゃう 器用なタイプっていうところかしら
[00:16.00]賢い可愛い絵里ちっかてよく呼ばれていたわ
[00:21.00]高校に入ったら 部活ではちゃか新体操でもやろうかなあってと思てたんだけど
[00:28.00]うちの学校は生徒数は少なくて 部活も全然盛んじゃないから
[00:34.00]結局部活は何でもやってません
[00:36.00]真面目に努力するなんてあんまり好きじゃないし
[00:40.00]だから 最近 正直毎日結構暇だったの
[00:48.00]だから うっかり乗っちゃったのかしら
[00:51.00]「アイドルになろう」なんって 夢みたいな話
[00:56.00]初めに「アイドルにならないか」って誘われ時には
[01:01.00]「はっ アイドル」って目と耳を疑いちゃったわ
[01:05.00]だって いくらちもとで可愛いって言われだって
[01:09.00]こんな普通な高校生の私達かって
[01:14.00]やっぱり普通は思うじゃない?
[01:16.00]それに もちろんなれる自信はあるけど
[01:21.00]そんなことに一生懸命になっても
[01:24.00]あんまりいいことなさそうっていうか
[01:26.00]実際 アイドルって大変そうだし
[01:31.00]でも なんか 「熱意に負けた」っていうか
[01:38.00]穂乃果の「私たちの学校を守りたい」っていう
[01:42.00]いつも一生懸命でまっすぐな目を見てたら
[01:47.00]私 自分のことを恥ずかしくなってきちゃったよね
[01:52.00]なんか 今私にもできることをしなぎゃいけないような気がしてきたの
[02:00.00]初めて知ったわ 私にもまだ残ってた
[02:05.00]こんな気持ち 少しだけ胸が熱くなったの
[02:12.00]この胸の ずっと ずっと 多くの方
[02:16.00]「うつうつ そわそわ」って
[02:20.00]バカみたいだけど
[02:22.00]私だって自分の育ったこの街が好き
[02:28.00]私を通っているその学校が好き
[02:30.00]私にできることで 少しでも
[02:33.00]私の好きなもの守ることができたならって
[02:37.00]そんな風に思っている自分にびっくりしちゃった
[02:43.00]正直 ダンスや歌は自信ないけど
[02:46.00]でもモ―ドが器用な方だから
[02:48.00]これからすぐにうまくなるわよ
[02:51.00]これからの絵里ちかを見ていて
[02:54.00]絶対に損をさせないわ
[02:56.00]さ~今のこの私の熱い気持ちを君と分かち合いから