[00:00.000] 作词 : Hiromu Akita
[00:00.000] 作曲 : Hiromu Akita
[00:00.00]
[00:18.11]都会の喧噪に 田舎の田園に
[00:21.10]でかい異物感に ぶれっぶれのやわな自我が
[00:24.28]なに叫んだところで鉛色の雲に
[00:27.10]跳ねっ返り 無惨に落ちて耽る徒労感に
[00:30.16]
[00:30.17]「やっぱりダメか」が口癖のとんま
[00:33.22]悔しさに涙一つ落としてみろよ
[00:36.19]今日は今日とて 追い風は路傍に落ちて
[00:38.98]光射すのは向こう側 待ち望む埠頭から
[00:42.19]
[00:42.20]行こうか戻ろうか進退を突きつける
[00:45.05]現実は常にシビアで情もなく
[00:48.04]生活費に世間体に将来の安定に
[00:51.05]全部かけたルーレットはやおら回りだし
[00:54.21]
[00:54.22]「勝ち負けじゃない」とは苦し紛れに言うが
[00:57.05]勝たなきゃならぬ理由も少なからず背負った
[01:00.06]あの人の手紙に 友人との約束に
[01:03.09]連れ添う恋人に 過去の自分自身に
[01:06.05]
[01:06.06]一人一人消えてく街
[01:09.21]日暮れの駅迎えは来ない
[01:11.99]勇気も覇気も野心もない
[01:14.98]それでも生きる僕は何?
[01:18.00]
[01:18.01]街灯から街灯へ足を引きずって
[01:21.02]星座の線みたいに 街の灯を結ぶ
[01:23.94]止まるでも戻るでもなくひたすらに
[01:27.01]星座の線みたいに 街の灯を結ぶ
[01:30.29]
[01:42.21]始めは青く眩しい夢物語
[01:45.05]多くの少年が未来へと勇み
[01:48.09]へましたって転んだって泣いたり笑ったり
[01:51.12]それを青春と呼んで社会へ旅立ったり
[01:54.04]
[01:54.05]次第に脱落者は増える一人また一人
[01:57.05]逃れられぬ幼児性 モラトリアムの闇
[02:00.14]残りわずか数人の馬鹿が傷を舐め合い
[02:03.17]気付けば一番馬鹿な僕が一人
[02:05.98]
[02:07.69]一人一人消えてく街
[02:10.50]日暮れの駅迎えは来ない
[02:13.62]勇気も覇気も野心もない
[02:16.53]それでも生きる僕は何?
[02:19.64]
[02:19.65]街灯から街灯へ足を引きずって
[02:22.52]星座の線みたいに 街の灯を結ぶ
[02:25.63]止まるでも戻るでもなくひたすらに
[02:28.67]星座の線みたいに 街の灯を結ぶ
[02:31.74]
[02:43.76]振り返ってもなんもねえ 綺麗なだけの思い出
[02:46.71]この回り道がいつか僕を救ってくれる日まで
[02:49.67]過去に勝つ為の今の僕になる為に
[02:52.59]今に勝つ為の明日の僕になる為に
[02:55.67]
[02:55.68]生き残ったのか 取り残されたのか
[02:58.64]なんにしても過ぎた人の顔は忘れない
[03:01.59]ありがとう さよなら 昨日を捨てた僕が
[03:04.57]桜散った夜の五反田を歩いてる
[03:07.92]
[03:09.24]一人一人消えてく街
[03:12.08]日暮れの駅迎えは来ない
[03:15.03]勇気も覇気も野心もない
[03:18.03]それでも生きる僕は何?
[03:21.22]
[03:21.23]街灯から街灯へ足を引きずって
[03:23.94]星座の線みたいに 街の灯を結ぶ
[03:27.04]止まるでも戻るでもなくひたすらに
[03:30.14]星座の線みたいに 街の灯を結ぶ